マルセーユの東にあるトゥーロンからイタリア国境に至る地中海の海岸線が
コートダジュール(紺碧海岸)と呼ばれ、その中心地がニース。
古代から小アジアのニカイア人の交易地として発展し、ニカイアがニースの語源とされる。
1860年まではイタリアのサルディニア王国のもとにあった。
18世紀末に外国人(特にイギリス人)の避寒・避暑地として注目され始め、19世紀になると
各国の王侯貴族や文化人が数多く訪れ、次第に高級リゾート地となっていった。
ニースの海岸に朝日が昇る。 この陽の昇る向こうを東に行けば
モナコ、更にその東はイタリアだ。
南洋樹はまだシルエットだけ、
でも街は目覚め始めている。
海岸に面してニースきっての高級ホテル<ネグレスコ>
まん丸の残月と、誰かさんと誰かさんの影が(^-^)
この海岸は砂ではなく、小石なのです。
この湾は<天使の湾>と呼ばれる。そしてこの湾に沿って3.5キロにわたる
遊歩道Promenade des Anglais(プロムナード・デ・ザングレ〜イギリス人の散歩道の意〜)がある。
19世紀、イギリス人の避寒・避暑客が多かったからだとも、イギリス人の富豪達がお金を出して
遊歩道を整備したからだとも言われているそうだ。
この遊歩道には高級ホテルやブティック、カジノなどが立ち並んでいる。
旧市街、海岸近くにあるサレヤ広場のマルシェ。
食材や雑貨など色とりどりだが、ことに花市が有名。
かつては漁村でもあったニースの
雰囲気が漂う旧市街の港。
バスの車窓ごしに見かけた市立図書館。
内部はどんな構造になっているのでしょうか?
旧市街にある ニースの裁判所。
ニースの町の東側にある丘を登ると、展望台のある城址公園。
ここからは紺碧の海岸線が一望できる。