秋のパリの夕暮れ時、街は華やぎの中にもシックな雰囲気を醸し出す。
この写真は、マドレーヌ寺院の階段の所から南の方角を撮ったもの。
(写真に額縁をつけてみると、ちょっと絵のような雰囲気になりましたね(^-^))
マドレーヌ寺院の前のロワイヤル通りを南へ行くとコンコルド広場がある。
ちょうど広場の噴水が上げられる時間だったようで、噴水も写っている。
高い柱が見えるのは、エジプトのルクソール宮殿から持ってこられたオベリスク。
その向こう、セーヌ川を挟んで、マドレーヌ寺院と同じ建築様式の建物が見えているが、
これがブルボン宮殿(現・フランス国会下院)。
パリの街角
← マドレーヌ寺院
ルイ15世によって着工されたものの
放置されていたものを
ナポレオンが威光を誇示するために
再着工させた(完成1842年)。
古代ギリシャ神殿風で、
52本のコリント式円柱が立つ。
カフェあれこれ
パリには6,000軒ものカフェがあるという。
その中でもとりわけ有名な
カフェの一つが
カフェ・ド・ラ・ペ →
歩道に並べられたテーブル席、
ガラスの内側の席、更にその奥に
レストラン席がある。
オペラ座の目と鼻の先にある老舗。
オペラ座を設計したシャルル・ガルニエ
が内装を手掛けたそうで、そう言えば、
店内はシックでありながら
☆ゴージャス☆
← ラデュレ
「ラデュレと言えばマカロン」と言われるほど
マカロンで有名な1862年創業の
パリの老舗洋菓子店。
〜〜マカロンはイタリア生まれ、フランス育ちの焼き菓子。
ヨーヨーみたいな形のお菓子で、最近では東京の
デパートでも売っているとか〜〜
← これはシャンゼリゼ店
フーケ →
シャンゼリゼ大通りにあり、
歩道のオープン・カフェ席からだと
凱旋門を見渡せる、
余りにも有名な老舗カフェ。
だけど、まだ1度も入ったことがない(^_^)
シャンゼリゼ大通りに
ディスプレーが素敵なお店が〜♪
"Chez Clement" と書いてある。
“シェ・クレマン”とでも
読むのかなぁ〜(^^)
秋満載、ハロウィン気分一杯の
デコレーションに思わず足を
留めたくなるレストラン♪
フォーブール・サントノレ通りを歩く
フォーブール・サントノレ通りは、シャンゼリゼ大通りの北側500メートルくらいを
シャンゼリゼ大通りと平行して東西に走る通り。
大統領官邸があり、高級ブティックの立ち並ぶ通りとして有名。
← フォーブール・サントノレ通りの西端近く、
バルザック通りと交わる街角。
(向かって左側の通りがバルザック通り)
この交差点に面して、一ツ星レストラン<ラングル・デュ・フォーブール>がある(1階、赤いひさし)。
三ツ星レストラン<タイユバン>の姉妹店。 タイユバンには恐れ多くて行かれないけれど、
ここは価格的にも気分的にも気楽に入れた。そして美味しかった !!! (^O^)/
← レストランからフォーブール・サントノレ通りを
ほんの少し西へ行くと、
タイユバンのワイン・ショップがある。
(私達が行った日は休みだった)
レストラン・タイユバンも近くにあるらしい。
食事の後は フォーブール・サントノレ通りを東に向かって歩いた。
大統領官邸・エリゼ宮 →
元は18世紀初頭に建てられた貴族の館。
その後、ルイ15世の愛妾ポンパドゥール夫人や、ナポレオンの皇后ジョゼフィーヌが住んだこともある。
1873年から大統領官邸として使われている。
エリゼ宮の辺りから高級ブティック店が多くなる。
ソニア・リキエル、エトロ、ヴェルサーチ、サン・ローラン、ギ・ラロッシュ、ジバンシー、エルメス、
カルティエ、ヴァレンティノ、ランバン等等。
← 日の丸が揚がっている。
日本大使館だ〜!と思ったのだけれど、、、
エリゼ宮を過ぎて東へ進むと、国旗を掲げ、警護されている建物が増えてきた。
星条旗を掲げた建物はきっとアメリカ大使館ねと思って、通りの反対側からカメラを向けた途端に、
断じて許さぬという様子で兵士に制止された。ピリピリとした雰囲気が伝わってくる。
通りを進んで行くと、イギリス国旗・ユニオンジャックや、その他色んな国旗を揚げた建物が
見られたが、イギリスが少しナーバスだったほかは、どこもノンビリしていたし、写真も撮れた。
第一、大統領官邸エリゼ宮ですら、衛兵ボックスがあり何人もの衛兵が警護していながら、
観光客には自由に写真を撮らせていた。
ところで、上の日章旗を掲げた建物は日本大使館、星条旗の建物はアメリカ大使館と思い込んで
いたけれど、、、帰国後『ダ・ヴィンチ・コード』(ダン・ブラウン著)を読んでいて??と思った。
このベストセラー小説にはパリの地名、実在の建物がふんだんに出てきて面白いのだが、
どうも記述と一致しない気がしてパリの地図と見比べてみると、
アメリカ大使館はコンコルド広場の近くにあることが判明、
フォーブール・サントノレ通りの星条旗のピリピリ建物はきっと大使公邸でしょうね(^_-)
そして、日章旗の建物も大使館ではなく大使公邸だと地図に載っていた。
(私、地図を見るのがケッコウ好きなのです(^-^))
↑ ちょうどバルザックの作品を幾つか読んでいる
最中なので、何だか単純に嬉しくなっちゃった(^^)
フォーブール・サントノレ通り散策は、コンコルド広場やマドレーヌ寺院のある
ロワイヤル通りと交差する所で終えることにした。
↓ これはパリの駐車場事情です!(@.@)/~~
古い建物が残るヨーロッパの都市では駐車場の確保は難しく、
路上駐車が一般的。
街路はずら〜っと縦列駐車。
ボコボコと車同士を当てまくりながら列に出入りするのを何度も目撃しました〜(^^)
帰国後間もなくフランスでは移民系の若者達による暴動で車への放火が頻発したけれど、
この駐車事情では、1台が放火されただけでも瞬く間に燃え広がるだろうと思った。