このおじさんは船で生活している。
桟橋が水没してしまった為に、リュックの
中に愛犬を入れて水中を陸へ渡って
散歩をさせ、また愛犬をリュックに
背負って船へ帰るところ。

セーヌの川べりの遊歩道も水没。
勿論、岸辺の散策もできない。
木々の幹も相当上まで
水に浸かっている。

水位の上昇で、橋げたにつかえる為
船の運航は不可能。あおりを食って、
「バトー・ムーシュ」(セーヌ川下り)も
臨時休業。
大小さまざまの沢山の船が舫っていた。

セーヌ川に架かるアレクサンドル3世橋

2000年秋から2001年春にかけて、ヨーロッパ各地は大雨に見舞われ、
数十年から百年に一度という洪水があちこちで発生した。
例年でも春先は雪解け水によって河川の水位は上がるし、地域によっては洪水も起こる。
でも、私達が訪れた2001年の3月は極端すぎた。
例年にない雨続きと増水で、セーヌ川も水浸しだった。

(-_-);; ストと雨にたたられた旅

ストの頻発には泣かされた(-_-;)(-_-;;)(-_-;;;)
交通機関、美術館、観光地・・・ストは情け容赦なく
おっ始まる〜〜
今回の旅ではストに振り回されてしまった。
その事に関してはまた追々に〜〜

ところで、この時のストでフランスの労働者の
要求は何だったと思いますか?
さすがはフランス!〜〜
私はビックリするやら、妙に納得するやら感心するやら、、、
答はね〜〜〜自由な人生を楽しむために定年年齢を
引き下げろというのが柱の一つだったそうです (^_-)(-_^)
もっとも、楽しい人生にはお金も必要!という訳で
経済的保障もしっかり要求していたとか〜〜(^^)

写真はルーブル美術館のストの張り紙 

次へ