ジャガルチ市場


釜山には韓国一の水揚げ高を誇る“釜山漁港”があり、
韓国最大の水産物市場もあって、
新鮮な魚介類を味わえる土地として知られています。
その中で最も代表的なのが南浦洞地区にあるジャガルチ(チャガルチ)市場です。

ジャガルチとは「砂利地」という意味だそうですが、
ジャガルチ市場の歴史は、第2次世界大戦や1950年に勃発した朝鮮戦争の頃まで
さかのぼるそうです。
当時の食糧不足や生活維持のために、南浦洞にあった砂利地に露店を出して
海産物を売り買いしたのが始まりだと言われています。



ジャガルチ干物市場街



南港の海辺に沿って水産物通りが続いています。
この地区だけで、韓国の水産物と干物の30〜50%を供給しているのだとか。
その水産物通りの東のほうにあるのがジャガルチ干物市場です。
約200店舗あって、煮干や、イカ、タコ、エビなどの干物、
海苔や干しワカメ、昆布などの海産物が売られています。
安くて新鮮なので、私も煮干しと韓国式味付け海苔を買ったのですけれど、
量がむちゃくちゃに多かったです〜(m~ー~)m






 



  








干物市場から次第に生鮮物の市場エリアに入っていきます。


ホヤを売っているお店がたくさんありました。
ほかにも、なんだか気持ち悪そうな魚介類が、、、
この組写真の右上の太ったミミズみたいなのはユムシと言うんだったっけ、、、?




ジャガルチ市場ビル


露店の集まりだったチャガルチ市場でしたが、
その後、釜山市と韓国政府が海を埋め立てたりして、次第に整備していきました。
そして水産物専門市場として、国内だけでなく国際的にも
釜山を代表する観光地として発展してきました。
そして2006年8月、地上7階、地下2階の新しいビルが建てられました。
ビルの1階には330軒の店が入っているそうです。




扱っている魚介類も多種多様、
しかも裏の港で水揚げされたばかりですから実に新鮮です。
発足当初のジャガルチ市場では女性が中心だったといいますが、
それは今も変わっていません。元気そうなオバサンがいっぱいでした。




 

1階の市場でこれらの魚介類を買って、2階のレストランへ持って行くと、
すぐに調理して食べさせてくれます。
私達も、この方式で新鮮な魚介を堪能したのでした (ノ^∇^)ノ
(今回の旅行で味わった韓国料理については、ページを別に設けることにします)


                             次のページへ