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美術史美術館

王宮のリングを挟んだ向かい側、マリア・テレジア広場に広場を挟んで向かい合う同じ形の建物がある。一方が美術史美術館、もう一方が自然史博物館。
美術史美術館にはハプスブルク家の膨大な美術コレクションが所蔵されており、
パリのルーブル、マドリッドのプラドと並んで、ヨーロッパの三大美術館と称されている。
余りにも量が多過ぎて(ルーブルよりはマシだけれど)、
兎に角 “有名” なものを重点的に見ていくしか仕方がない。

入ったところの大階段に、先ずは度肝を
抜かれる。そしてその豪華絢爛さ!


大階段の天井近くの壁面にはクリムトの壁画もある。
写真ではちょっと分かりにくいけれど・・・。

先ずは休憩と昼食を兼ねて美術館内のカフェ・ゲルストナーへ!
玄関ロビーの真上2階にある丸天蓋、黒大理石の柱、美々しい装飾の、豪華にして優雅なカフェ。
ウインナコーヒーとサーモンのサンドイッチにしたが、すっごく美味しかった〜o(^O^)o〜

←豪華な豪華な、カフェ・ゲルストナー

↓カフェのウエイトレスはとってもテキパキ!
見とれてしまったよ〜

で・・・元気回復して、さぁいよいよ美術探訪 !!!
取り敢えず、有名なのを、有名なのを〜〜とガイドブックを見ながら部屋から部屋へと。
フェルメール〜♪〜「アトリエの画家」!〜〜フェルメール様だよ〜〜!
ルーベンスは沢山有り過ぎて、もうどうでもいいや〜という感じ(何と罰当たりな!)
レンブラントは息子のティトゥスを描いた絵も。日本の展覧会で見たような気もするが、何枚もあるのかも。
そしてブリューゲル!・・・以前にブラッセルの王立美術館で、さすがにブリューゲルが随分沢山
有るなぁと 思ったものだが、ブリューゲルに関しては美術史美術館が最も多く持っているとのことだ。
「雪中の狩人」「農民の結婚式」「バベルの塔」「謝肉祭と四旬節の戦い」など。どれも素晴らしい!
それから、デューラーだ! 幾つかある中で「ヴェネチアの若い貴婦人の肖像」が素敵。
ほかに、クラナッハ、ホルバイン、ヴァン・ダイクetc. etc.
以上が一方の翼。更にもう一つの翼があるのだけれど、この段階でもう目も頭もヘトヘト。
あとは更に超特急で駆け抜ける。
ヴェラスケスの“王女マルガリータの肖像シリーズ”。「ばら色の服の王女マルガリータ」
「白い服の王女マルガリータ」「青い服の王女マルガリータ」・・・とっても可愛くて、
この有名な肖像を3枚同時に見ることが出来て感激。
ほかに、ラファエロの「草原の聖母」。その他、ニコラ・プッサンなんかも見に行ったような気もするけれど、
何にも覚えていない。(-_-;;)    疲れた〜〜〜。

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マリア・テレジア広場だからして、、、
広場には マリア・テレジアさんの像があったんだけど、、、
すごい逆光だったもんで、謹んで後姿をパチリと、、、

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