シェーンブルンとは「美しい泉」という意味だそうだ。
レオポルト一世の1696年にフランスのヴェルサイユ宮殿を凌ぐものをと
建設工事が始まり、それは18世紀半ばマリア・テレジアの時代まで続き、
完成したときには部屋数1441室室の大宮殿となっていた。
中心から左右に広がった翼は180m、
外壁の色は有名な「マリア・テレジア・イエロー」と言われる。
←大広間
幅10m・長さ40mの大ホール。
「会議は踊る。されど進行せず」で有名なウィーン会議(1814年〜1815年)も、ケネディとフルシチョフの会談(1961年)もここで行われた。
第5日(10月6日)
後側の庭園から宮殿を望む
宮殿の裏側は広大なフランス式庭園。小高い丘の上に建つグロリエッテは1775年プロイセンのフリードリヒ2世に勝利した戦勝記念に建てられた。宮殿から歩いて20〜30分。丘の下にあるのはネプチューンの泉。噴水が噴き上げている。
グロリエッテに近づいてきました〜♪〜随分大きいパビリオンだ。
ここからの眺望は素晴らしい。美しく広々とした庭園の向こうには宮殿、更にその後方にはシュテファン大聖堂の尖塔などウィーン市内が一望できる。
グロリエッテの、柱が立っているテラスとテラスの間のガラス張りの建物が、今はカフェになっている。ここで昼食。ハム入りオーストリアスタイルのスパゲティを注文したのだが、胡椒を振って何とか食べられる、といった感じ。コーヒーはまぁまぁかな。
でも、建物の天井は高く、堂々たる雰囲気が味わえて、その点は良かった。